Ab ovo usque ad mala

訳した歌詞とか記事とか載せたり載せなかったり

【日本語訳】Hello, Hello イントロダクション

 この曲は黄子韬と"See you again"等で知られる米国ラッパーWiz Khalifaとのコラボレーション作だ。ヒップホップ、R&B、そしてrapを組み合わせた曲であり、歌詞は黄子韬、楽曲は彼とDaryl.Kが共同で手掛けた。

 このコラボレーションについてだが、黄子韬に話を持ち掛けられ、楽曲を受け取った時、Wiz Khalifaはこの曲をとても気に入り、黄子韬スタイルのラップを非常に良いと認めたという。これこそがWiz Khalifaがこの誘いに乗った理由であり、誰かが推測しているような高額のギャラのためではない。周囲の考えに反して、Wiz Khalifaは自身と共作する人物を選ぶ際の基準を設けている。まず、楽曲の制作水準がハイレベルであるということ。次に、そのアーティスト自身の名が知れていて、かつ影響力を持っているということだ。

 黄子韬は以前、彼が生み出した作品そのどれもが自身の経験を基にしたものであり、それぞれの曲に隠されたストーリーがある、と話していた。この楽曲"Hello, Hello"のストーリーは愛と現実についてだ。黄子韬は、昨今の社会において"真実の愛"がだんだんと減少している、と感じているようだ。財や権力や容姿に覆われた愛は、純真なものであり続けられるのか、彼は分からないという。ある日突然、あなたが全てを失ったとしても、彼女はまだあなたの傍にいてくれますか?
 付け加えて、スタッフによれば、MVの撮影現場で初めて顔を合わせた2人だったが、監督が驚くほどに、とても協力して撮影を行ったという。撮影中、Wiz Khalifaが出番を待つ際、スタッフたちとスタジオの端に立っていたことがあったという。黄子韬は自分の撮影パートを終えた後、Wiz Khalifaが立ったまま出番を待っていることに気付き、一人へその場を離れ、間もなくイスを持って戻ってきたという。しかしWiz Khalifaは次のシーン撮影に取り掛かろうと、韬が用意したイスの横を通り抜けカメラがある方へ行ってしまった。恥ずかしそうに、気まずそうに笑う黄子韬の表情を見た周囲のスタッフの間で笑いが起こると、Wiz Khalifaは突然韬の方を振り返って「俺の為?」と尋ね、韬に向かって感謝を表す"bro"のサインを見せた。Wiz Khalifaはとても暖かく、茶目っ気のある人物のようだったという。
 
 

source 酷我音乐

 

ENG trans by Lyn @BaiduTaoBar