Ab ovo usque ad mala

訳した歌詞とか記事とか載せたり載せなかったり

【日本語訳】「The road」イントロダクション

 "「The road」は多くの攻撃や逆境を経験した後に書いた作品というだけでなく、僕が乗り越えてきた物事に対する感情と全ての概要の記録でもあるんです。"黄子韬は自身の新しいアルバムに収録されたタイトル曲「The road」についてこう語った。中国にソロとして帰ってきてからの1年間、彼は1枚のアルバムと1本の映画と3つのテレビ番組に登場したが、そのどれもが質量共に素晴らしい作品たちであった。黄子韬は各作品に対して多くの評価を受けると同時に批判も受けた。意欲に満ちた22歳の青年にとって、この出来事は確実に大きな影響を与えただろう。ただ、彼のスケジュールはこんな批判を相手にする暇がない程ぎっしりと詰め込まれていた。彼は休暇の間、感情を表現することのみに音楽を用いるが、それは彼が子供の頃から好んでいた自己表現の手段でもあった。黄子韬は「The road」の作詞作曲、その全てを単独で行った。詞を書くだけでも半年を費やし、言葉にしたいことを全て詰め込んだ。"僕のことを知らない人がこの曲を聴き終わった後に、僕を少しでも理解してくれればと思う。たとえそれが簡単なことじゃないとしても、だ。僕は僕で、誰に対してもどこへ行こうとも自分を偽ったりしない。"黄子韬はこういった言葉を自分のファンに対して、自分を支えてくれる周囲の人に対して、そして彼を十分に理解していない人に対して幾度となく伝え続けてきた。「The road」は聴き手を黄子韬の純粋で無垢な心へと近づけてくれる。「The road」は歌詞やメロディーも含めた大部分が黄子韬自身の手によって製作された楽曲である。共同プロデューサーには素晴らしい編曲者として知られるDaryl. KとMichael Brauer、Joe Laportaを迎えた。レコーディング中に黄子韬は米国音楽界を牽引してきたプロデューサーたちと出会い、彼らと共に自分の音楽について議論し、模索し、制作してきた。この期間に彼は音楽に対する認識や能力を深め、そして彼だけの音楽をはっきりと形作っていった。彼は常に進化し、音楽を自分のストーリーや、自分が通ってきた"道"を伝える手段にしたいとも考えている。黄子韬は初めてアルバムをリリースした時から、C-POPを広め、世界中で認知されることを目標とし、世界中の人々に中国の音楽を聴いて欲しいと望んできた。だからこそ、アルバム「The road」にはC-POPの趣を再定義し、かつ広げようとする趣旨も含まれている。真摯に音楽と向き合い、音楽は自分の人生だと語る黄子韬という人物は、新しいアルバムを通して私たちに語りかけてくる。世界中、全ての人に自分を愛してもらうことなど不可能なのだと彼は理解している。けれども彼は、自分を愛してくれる人々に向けて彼の音楽愛を伝えようとこれからも努力し続けるだろう。

 

Source 酷狗音乐 

ENG trans by Blair @BaiduTaoBar